2024年03月15日

令和6年 第10週(3/4~3/10)

(1) 麻しん(修飾麻しん)の患者(1例)が報告されました。
令和 6 年 3 月 1 日に東大阪市が発表した事例と同じ飛行機に搭乗していました。
管轄保健所による疫学調査の結果、不特定多数への感染拡大のリスクは低いと判断しています。
予防にはワクチン接種が有効です。
定期接種の対象者(1歳と小学校入学前1年)だけでなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している方で、麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。

(2) デング熱の患者(1例)が報告されました。
今年に入り2例目となります。
推定感染地域は2例とも国外となっています。
流行地域に旅行等で行く場合には、蚊に刺されないように注意が必要です。

(3) インフルエンザは、前週と比べ増加し、引き続き注意報を発令しています。
東近江、彦根、長浜保健所圏域で多く報告されています。

(4) 咽頭結膜熱(プール熱)は、前週と比べ増加し、「例年より非常に多く」報告されています。

【滋賀県感染症情報センターより参照】
(2024年3月14日更新)